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「“いつまでも美しい外壁”が住宅デザインの可能性を広げてくれる。」APOLLO一級建築士事務所代表 黒崎敏氏

Architect's Voice ハイドロテクトコートを語る Vol.3 建築家・黒崎敏氏に聞く光触媒コーティング材の可能性

デザインの変化、汚れとの拮抗のなかで

私の事務所に来られるお施主様にも白い外観の家を希望される方が多いのですが、いつも課題になるのが汚れ。白であるが故に目立ちますし、この汚れを気にするが故に今まで避けていたデザインもあります。これまでの住宅では、外壁の汚れに対して雨よけである屋根、庇の役割はとても大きかったと思うのですが、デザインがシンプルになった現代では、庇のない家も多い。その代わりとして、笠木やサッシの水切り形状をいかに気にならないように機能的にするか、いかにデザインを損なわずに、美観を保つかというテクニカルな対処が建築家に求められています。そうした中で、ハイドロテクトカラーコートのようなコーティング材も進化してきた。防汚性能が極めて高いハイドロテクトコート。これからも積極的に採用していきたいですね。

受け入れる美

今までは汚れにくい塗料というと撥水性のもの、汚れないように、水や埃をとにかく弾くというものが主流でした。その点、ハイドロテクトカラーコートのもつ『親水性』という性質は非常に新鮮に感じました。無理矢理跳ね返すのではなく、水や汚れを受け入れながら流していく。日々の細かな手入れを重ねていくようなスキンケアなどに似たイメージを感じます。

環境と共存するためのコーティング材

今までの何が何でも汚れを弾くというような不自然なコーティング材に比べ、良い意味で汚れや環境と共存していくというイメージがありますね。今のお施主様は建材などもインターネットでとても良く勉強していますし、こうした環境に対して無理のない製品との上手なつきあい方を求めているのだと思います。特に最近は、ハイドロテクトコートに興味をもたれるお施主様が多いですね。お施主様はもちろん、設計者、施工者も、つくったものがいつまでも美しく保たれているのは嬉しいことです。

デザインの解放 ~ 点、面 and more

メンテナンスのしづらい高いところや、交通量の多い場所などにも躊躇せずに白いデザインを取り入れられる。一軒単位ではなく、例えば商店街のような複数建物が並ぶ一面を、同じ色、コンディションにすれば、街の美観維持につなげることもできるでしょう。以前、一枚のガラスで仕切って、部屋の壁がそのまま外壁へと連続するシームレスな空間をつくったことがあるのですが、経年劣化で外壁だけが汚れてしまい、連続して見えた空間が分断されてしまったことがあります。このような使い方にも新しいアイディアを与えてくれそうです。“どうせ汚れてしまうから”とブレーキをかけていた部分が自由になることで、デザインの可能性を広げてくれそうですね。

建築家の声 Vol.3 建築家・黒崎敏氏
K邸:2Fバルコニー部内壁に採用

※LiVES Voi.45 2009 JUNE&JULY より抜粋

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